日本ガールズグループのトップスターたちはなぜ韓国行きを選んだか(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.30 14:37
このような現象に対して韓国歌謡界の関係者は変化したK-POPの地位を挙げる。2010年代以降、少女時代やBIGBANG(ビッグバン)などK-POPスターが、日本はもちろんアジアを越えて北米、欧州などでもファンダムを備えてワールドツアーを行い、特にBTS(防弾少年団)が世界最高の権威を認められるビルボードチャートのトップに立ってK-POPの地位も急上昇して状況が変わったということだ。ガオンチャートのキム・ジヌ首席委員は「アジア音楽市場の中心はもう日本ではなく韓国という認識が確固たるものになった」とし「韓国で活動すれば日本をはじめグローバル市場に進出することができるようになったが、日本で活動すれば日本以外では注目されにくい時代になった」と話した。大衆文化評論家のハ・ジェグン氏も「世界舞台を夢見る日本アーティストとしては韓国を足掛かりにしたい状況が作られた」と付け加えた。
両国の逆転した状況を端的に見せたのは2018年韓日合作ガールズグループオーディション番組『PRODUCE 48』(Mnet)だ。日本ではすでにデビューしたAKB48メンバーが韓国でガールズグループにデビューするために韓国の練習生と同等の資格で競い合った。これを通じて宮脇咲良、矢吹奈子、本田仁美ら3人が12人組ガールズグループIZ*ONEに合流した。