IS-Kによるテロで約100人死亡…「阿鼻叫喚」カブール(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2021.08.28 10:18
アフガニスタンのカブール国際空港での連鎖テロで、アフガニスタン事態が解決が難しい「高次方程式」になっている。追加テロの可能性に対する憂慮とともに、予想されたテロ攻撃を防げなかったという指摘も出ている。バイデン米大統領は報復を明らかにしたが、今月末にアフガニスタン軍の撤収デッドラインを控えていて報復は容易ではない状況だ。今回のテロを主導したイスラム国ホラサン州(IS-K)はタリバンとも対立する武装勢力として知られ、アフガニスタン内のテロ組織の勢力拡張が及ぼす影響に国際社会が注目している。
米ワシントンでは「米国の立場ではアフガニスタンからの軍撤収終盤に不意打ちを食らった格好」とし「追われるようにアフガニスタンを離れる姿のため、そうでなくとも体裁が悪いバイデン政権に対し、国内外の非難がさらに強まるはず」という評価が出ている。