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「五輪放送事故」で社長が頭を下げた韓国MBC、報道本部長も辞任

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.23 15:45
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オリンピック(五輪)中継内容に関連し、韓国MBC(文化放送)の報道本部長が辞任した。

MBCは23日、報道資料を出し、「MBCのミン・ビョンウ報道本部長が東京五輪放送事故の責任を取って退く」と明らかにした。ミン報道本部長は23日午前の役員会議で辞意を表明し、パク・ソンジェ社長がこれを受理した。ミン本部長は昨年3月のパク・ソンジェ社長の就任直後、報道本部長に任命された。

 
MBCはソン・ミングン・スポーツ局長も交代し、MBCプラスのチョ・ヌンヒ社長、ファン・スンウク・スポーツ担当取締役にも厳重警告したと明らかにした。東京五輪担当制作陣については、MBCとMBCプラスの両社人事委員会以降に措置を取る予定だ。

東京五輪開会式・中継過程に関する内部調査委員会の結果も出てきた。2020東京五輪放送事故調査委員会は、誤りがあるイメージおよび字幕が使用された経緯を調査した結果、「放送綱領に明示された『人類文化の多様性を尊重し、異なる文化を冒とくしない』という原則を守ることができなかった」とし「2008年北京五輪開会式中継放送で放送通信審議委員会の注意を受けたが、同じ事件が再発したのは問題」とも指摘した。

また「スポーツなど特定プログラム制作に関するガイドラインがなく、放送の準備に混乱があった」とし、国際大型イベント中継ガイド・点検システムの問題も指摘した。

MBCは「調査委員会の勧告に基づき、個人の判断・ミスで不適切な字幕・写真・資料画面が放送されないようスポーツ制作ガイドラインと点検システムを準備する」とし「MBC公共性強化委員会を設置し、全般的な制作システム点検・革新を追求する計画」と伝えた。

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    「五輪放送事故」で社長が頭を下げた韓国MBC、報道本部長も辞任

    2021.08.23 15:45
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    先月、青瓦台国民請願ホームページには「MBCの五輪開幕式中継に対して調査してほしい」という請願が投稿された。[青瓦台国民請願ホームページ キャプチャー]
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