米軍だけ撤収し、平和協定は紙切れになったアフガン…韓半島に残した示唆点(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.18 06:57
今月15日(現地時間)、タリバンがアフガニスタン(アフガン)政権を奪還し、昨年2月ドナルド・トランプ米政府がタリバンと結んだ平和協定は事実上死文化した。米国が平和制度化のために締結した該当の協定で約束した「米軍撤収」条項がアフガンをタリバンにまるごと明け渡すブーメランとなって返ってきた。
2018年、板門店(パンムンジョム)宣言以降、文在寅(ムン・ジェイン)政府も停戦協定を平和協定に転換する目標を推進してきた。今回のアフガン事態を通じて実質的非核化に至らなかった中途半端な平和協定はかえって平和を脅かす「両刃の剣」になり得る点が現れたことになる。