「中国、WHO報告書から『武漢研究所』除けと圧迫」調査団が暴露
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.15 09:55
世界保健機関(WHO)の調査団の一員が今年初めに中国で新型コロナウイルスの起源を調査した当時、中国側の反対から「武漢研究所」が報告書に含まれなかったと暴露した。
ウォール・ストリート・ジャーナルなどが13日に伝えたところによると、WHO調査団を率いたピーター・ベン・エンバレク博士が前日にデンマークの公営放送TV2で放映されたドキュメンタリー『ウイルス・ミステリー』で、WHO共同報告書作成の背景を明らかにした。その上で武漢研究所からの流出に対する可能性も言及した。
WHOは3月に中国で4週間にわたる調査を終えた後、「新型コロナウイルスが中国の実験室から流出した可能性は極めて低い」と共同報告書を通じて発表した。