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「鳳梧洞戦闘」を率いた独立活動家・洪範図将軍の遺骨、光復節に返還…78年ぶりに故国へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.13 08:52
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日帝強占期の「鳳梧洞(ポンオドン)戦闘」を大勝に導いた洪範図(ホン・ボムド)将軍の遺骨が死後78年ぶりに故国に戻る。

青瓦台(チョンワデ、大統領府)のパク・ギョンミ報道官は12日、「カザフスタンのカシムジョマルト・トカエフ大統領が文在寅(ムン・ジェイン)大統領の招待で16、17日両日間、わが国を国賓訪問する予定」とし「トカエフ大統領の訪韓を機に洪範図将軍の遺骨を迎える予定」と明らかにした。

 
文大統領は遺骨返還のために14日、黄基鉄(ファン・ギチョル)国家報勲処長を特使とする特使団をカザフスタンに派遣する。パク報道官は「特使団には洪範図将軍記念事業会の理事長を務めるウ・ウォンシク民主党議員と『国民代表』の資格の俳優チョ・ジヌンさんが参加する」と伝えた。チョ・ジヌンさんは、映画『暗殺』と『隊長キム・チャンス』で独立闘士役を演じて深い印象を残した点が考慮された。

洪範図将軍は、日帝強占期の独立活動家で満州で独立軍を率いた人物だ。1920年崔振東(チェ・ジンドン)将軍とともに独立軍を率いて鳳梧洞の谷間で日本の正規軍「越江追撃隊」と戦闘を繰り広げて大きな勝利をおさめた。沿海州に居住していた1937年、スターリンの韓国人強制移住政策によってカザフスタンに移住し、1943年10月25日現地で生涯を終えた。カザフスタンのクズロルダに安置されていた彼の遺骨は光復節である15日韓国に到着し、16~17日国民追悼期間を経て、18日大田(テジョン)顕忠院(ヒョンチュンウォン)に埋葬される。

文大統領は2019年4月カザフスタン国賓訪問の際、洪範図将軍の遺骨返還を要請し、その後カザフスタン政府が協力することを約束して両国が実務協議を進めてきた。政府は今回の遺骨返還に合わせて洪範図将軍に愛国心の鼓吹および民族アイデンティティの育成などの労をねぎらって1等級勲章である建国勲章大韓民国章を贈ることにした。

トカエフ大統領の訪韓で実現する両国首脳会談は2016年ナザルバエフ大統領以降5年ぶりで、トカエフ大統領の就任後初めての訪韓だ。パク報道官は「カザフスタンは中央アジア内の韓国最大の貿易国であり、投資対象国として新北方政策推進の核心協力国」と紹介した。韓国は来年、カザフスタンと修交30周年を迎える。

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