デルタ株が襲ったイスラエル、死者数10倍に増加
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.13 08:48
2日連続で韓国国内の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)感染者が2000人前後を記録し、防疫対応戦略にも変化が必要だという声が出ている。既存の感染者中心ではなく、重症患者・死者中心に防疫基準を切り替えるべきだという意見だ。強化したロックダウン(都市封鎖)より、持続可能な防疫対策を導入しようという形だ。長期にわたる社会的距離確保措置に国民の疲労感が蓄積されるように積まれて実効性が落ち、デルタ株拡散により集団免疫達成が困難になったという判断のためだ。
しかし、一部の防疫の専門家は、長期的に「ウィズ・コロナ」政策に切り替えなければならないという点には同意しつつも、今の戦略の方向性を変えるのは難しいと指摘する。防疫を緩和できるほど国内のワクチン接種率が高くないため、感染者増加に伴い、重症率、致命率も同時に上がっていることを挙げた。年末までは防疫を強化し、できるだけ拡散を防ぎながらワクチン接種率を上げる戦略が必要だと述べた。
◆防疫解除したワクチン模範国、デルタで崩壊