「強制徴用」日本製鉄、資産差押に即時抗告…韓国大邱地方裁判所、「理由ない」棄却
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.12 07:29
日帝強制徴用加害企業である日本製鉄(旧新日鉄住金)が韓国裁判所の資産差押命令に従わず出した抗告がすべて棄却された。
大邱(テグ)地方裁判所民事第2部(部長イ・ヨンスク)は11日、大邱地方裁判所浦項(ポハン)支院が認容の決定を下した差押命令に対し、日本製鉄側が出した即時抗告を棄却した。
裁判部は「この事件の差押命令に何か誤りがあると認められる資料がなく、抗告は理由がない」とし「債権者(徴用被害者)の損害賠償請求権が韓日請求権協定の適用対象に含まれなかったと大法院が判断した以上、これを前提とした債務者(日本製鉄)の主張は受け入れることはできない」と明らかにした。