「ストライキ避けたい」…青瓦台を訪問した韓国海運大手HMM労働組合
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.06 09:26
グローバル海運業界が好況期を迎えているが、韓国最大手海運会社HMM(旧現代商船)はむしろその好況のために労使が対立している。「職員らの長期間の犠牲に対価を支払うべき」として労働組合は今年の賃金・団体交渉で25%の賃上げを主張している。しかし会社側は「会社正常化作業に注力すべき」として5.5%の引き上げで対抗する。
HMMの労使によると、労働組合は賃上げの根拠に類例のない好業績を挙げている。HMMは1-3月期、昨年1年間の営業利益(9809億ウォン)を超える1兆193億ウォン(約980億円)の利益を出した。四半期基準で過去最高だ。金融情報会社エフエヌガイドは4-6月期にはさらに多い1兆2512億ウォンの営業利益を予想している。