<東京五輪>稲葉監督「13年前の瞬間を忘れることはない」
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2021.08.05 13:40
「あの瞬間を忘れることはない」。
2008年8月22日、中国北京の五カ松野球場で韓国と日本は準決勝で対戦した。2-2の同点だった8回裏一死一塁の場面で李承ヨプ(イ・スンヨプ)が打席に入った。李承ヨプは前の試合まで22打数3安打と不振で、4回裏も併殺打に倒れていた。しかし李承ヨプはこの打席で岩瀬仁紀から2点本塁打を放ち、拳を高く上げた。日本の右翼手は後ろに下がったが、フェンスを背に打球が頭上を越えていくのを見送るしかなかった。当時の右翼手だった選手が、2020東京オリンピック(五輪)で日本代表を指揮している稲葉篤紀監督(49)だ。