韓国政府、ワクチン遅延責任論に「死亡者数300倍である米国、責任も300倍とは言えないのではないか」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.04 07:36
3日、中央災害安全対策本部のブリーフィングで政府のワクチン確保が遅れたせいで接種の機会を得ることができなかった人々の感染が増えているのではないかとの取材陣の質問に、中央事故収拾本部のソン・ヨンレ社会戦略班長(保健福祉部報道官)が「韓国より死亡者数が300倍である米国の責任が300倍だと判断することは難しい」と答えた。
最近、接種順序を待っている若年層での重症患者の割合が高まっていることを受け、取材陣が「政府が先制的にワクチンを確保できず、接種速度が遅い責任があるという指摘がある」と質問したところ、ソン班長は「接種速度に対する責任問題は簡単ではない」と話した。また「現在の状況で死亡者に対する責任性問題を論じるのはそれほど役に立たない」とも答えた。