鼻から吸引するコロナワクチン開発した中国「注射ぐらい優れている」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.02 09:27
中国で開発された鼻から吸入する新型コロナウイルスワクチンの臨床試験第1相の結果が国際医学学術誌を通じて公開された。研究陣はこのワクチンが安全性と耐薬性(患者が副反応・不快感を耐える程度)だけでなく、抗体形成まで既存の注射型ワクチンぐらい優れていると主張した。
中国国防部とグローバルタイムズなどが1日に明らかにしたところによると、中国軍事医学研究院の陳薇生物工程研究所長の研究チームが中国の製薬会社カンシノと開発した「吸入用噴射式クラウンワクチン」の臨床試験結果が国際的な医学学術誌「ランセット感染症」電子版に先月26日付で掲載された。陳薇所長は中国のワクチン開発を率いて「人民英雄」の称号を受けた人物だ。