「95%認証」中国製マスク、実際は効果が35%だけ…イタリアは大騒ぎ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.23 08:11
イタリアで流通中だった大量の中国製不良マスクが摘発された。22日(現地時間)、日刊紙「ラ・レプッブリカ」など現地のメディアは捜査当局が最近中国から輸入されたマスク600万枚を押収したと報じた。
イタリアはコロナ禍以前にマスクの自主的な生産設備がよく整っておらず、製品のほとんどを輸入に依存してきた。
摘発された中国製マスクには欧州でマスク認証規格「FFP2・FFP3」がつけられていたが、捜査当局は認証書類自体が偽造されたものと判断した。実際、マスクの品質も基準に大きく及ばなかった。FFP2マスクの場合、粒子遮断効果が95%以上となる必要があるが、中国製マスクは36%に過ぎなかった。FFP3も同じだった。