金与正氏「希望・絶望の中で選択せよ」 韓米合同軍事演習の中止を圧迫
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.02 06:55
韓米両国が今月中旬に行うことにした合同軍事演習に関いて、北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)労働党副部長が1日今後の南北関係を脅かしている。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記の「口」の役割を果たしてきた金副部長はこの日、談話を公開して「数日間、私は南朝鮮軍(韓国軍)と米軍の合同軍事演習が予定通りに強行される可能性があるという気持ち悪いことを聞き続けている」として「われわれは合同軍事演習の規模や形式について議論したことがない」と明らかにした。
金副部長は「今のような重要な反転の時期に行われる軍事演習…私は明らかに信頼回復の一歩を改めて踏み出すことを願う南北首脳の意志をはなはだ傷つけ、南北関係の前途をさらに曇らせるつまらない前奏曲になると考える」と強調した。
韓米軍当局は10~13日、事前練習の意味で行われる危機管理参謀訓練(CMST)、16~26日後半期連合指揮牛訓練(21-2 CCPT)を準備中だ。北朝鮮は先月27日、413日間遮断されていた南北通信線の再開に合意して連結に出たが、当局間会談など関係回復のための追加協議には出ていない。