韓国統一長官、北朝鮮の一方的放流に遺憾表明も1000万ドル支援決定
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.06 13:32
李仁栄(イ・インヨン)統一部長官が6日、北朝鮮が先月から事前通報なく臨津江(イムジンガン)上流の黄江(ファンガン)ダムの水門を数回にわたり開放して放流したことについて「遺憾を表す」と述べた。
李長官はこの日、第316回南北交流協力推進協議会(交推協)を開いた席で「北側も集中豪雨で困難があったはずだが、放流する際には少なくとも我々に事前通報をすべきだったという点を強調する」とし、このように語った。
続いて「南北間の政治・軍事的状況がいくら難しくても、人道的分野と南北境界地域の住民の安全と直結した問題では、南北間の最小限の意思疎通が直ちに再開される必要がある」とし「いかなる連絡通路でもよく、放送などを通してでもよい。境界地域の災難・災害から小さな協力があれば、これは南北間の大きな協力に発展する呼び水になるだろう」と強調した。