韓経:TSMCも手に余るのにインテルまで…コーナーに追い詰められるサムスン電子「超緊張」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.28 10:06
米インテルが「2025年にファウンドリー(半導体受託生産)市場で2ナノメートル(1ナノメートル=10億分の1メートル)級半導体を量産する」と宣言した。回路線幅2ナノメートルの半導体はサムスン電子と台湾のTSMCも言及していない「技術力の限界」に挑戦する製品だ。3月に市場進出を宣言したインテルが4カ月ぶりに「ファウンドリーでも世界1位を占める」という野心を表わしたとの分析が出ている。
インテルのパット・ゲルシンガー代表は26日に開かれたオンライン技術説明会「インテル アクセラレーター」で、「毎年地道な投資を通じて技術リーダーシップを回復するだろう」としながらこうした計画を明らかにした。ゲルシンガー代表は「インテル20A」と名付けた2ナノメートル級半導体技術を活用し、2025年にファウンドリー市場に半導体を供給すると強調した。