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大胆になる北朝鮮のタンカー、制裁恐れず…中国の港に公開停泊

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版 2021.07.28 09:00 Googleで中央日報を読み逃さない
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北朝鮮のタンカーが4月に国連安全保障理事会が油類供給を制限する対北朝鮮制裁決議案を採択した2017年以降で初めて中国の港湾に停泊したという分析が出された。北朝鮮の最近の状況を考慮すると油類輸入のために停泊した可能性があり、対北朝鮮制裁違反の懸念が提起される。

米外交専門誌「ザ・ディプロマット」は24日、人工衛星の資料を分析し北朝鮮のタンカー「シンピョン2号」が4月20日に中国山東省の竜口港に停泊したと報道した。

 
報道によると、シンピョン2号は石油貯蔵施設から近い場所に数日間停泊しており、北朝鮮西部海岸に戻った。衛星写真では油類輸入の有無は確認できないが、タンカーが中国から油類を輸入するために停泊したものと分析される。

同誌は「北朝鮮が周辺国に油類を輸出した可能性はほとんどない。北朝鮮は原油を全量輸入しており、精製施設の限界のため周辺国にエネルギー需要を依存してきた」と明らかにした。

その上で、中国が北朝鮮のタンカーに油類を売っても対北制裁委員会に正確な輸出量を報告しなかったとすれば対北朝鮮制裁違反に該当すると指摘した。

これに先立ち2017年12月に国連安保理が採択した対北朝鮮制裁決議2397号は、北朝鮮が搬入できる精製油を年間合計50万バレルに制限している。また、北朝鮮に精製油を供給した国連加盟国は毎月供給量を報告しなければならない。

同誌は「(油類制裁が始まった)2017年半ばから中国とロシアの港を定期的に訪れた北朝鮮のタンカーは自動船舶識別システム(AIS)から消え始めた。今回シンピョン2号が竜口港に公開的に停泊したのは異例」と指摘した。

これと関連し、アトランティック・カウンシルのロバート・マニング専任研究員はRFAのインタビューで「北朝鮮が中国にタンカーを送り石油を調達できるという事実は驚くことではない。韓半島(朝鮮半島)の安定を最優先にしている中国はこれまで北朝鮮が持ちこたえられるだけの支援だけ提供してきた」と述べた。

国際社会の対北朝鮮制裁で孤立が深刻化し北朝鮮の制裁違反もますます大胆になっている。北朝鮮は制裁回避に向け海上で貨物を載せ替える違法な瀬取りで石炭と鉱物を輸出したり精製油を調達してきた。

新型コロナウイルスと対北朝鮮制裁にともなう経済的圧力が加重されていることから北朝鮮はサイバー犯罪を通じた現金調達にも目を向けている。中国と北朝鮮が密着し制裁の穴が大きくなりかねないとの懸念も出ている。中国は伝統的に米中対立が深まると北朝鮮に対する影響力を高める戦略を取ってきた。

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