米国を説得して「未収金」だけようやく…イラン制裁に泣いて笑う韓国企業(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.16 08:09
◆裏切られたと感じたイラン、「韓国企業叩き」
制裁の側面で韓国が米国側に立ったことから、イラン側は直ちに「韓国企業叩き」に出た。昨年2月、イラン外務省のアッバス・ムサビ報道官がツイッターにサムスン電子の現地店舗が撤去される写真を添えながら「米国の制裁に加担してイランを離れた国の企業が再びイランに進入するのはかなり難しい」という掲示文を載せたことが代表的な事例だ。制裁が解除された後、韓国企業が再びイラン市場に進出しようとしてもイラン政府次元で不利益を与えるという事実上の警告メッセージだった。
イラン家電協会は昨年2月15日に現地メディアの寄稿文を通じて「米国の制裁に順応した2つの韓国会社(サムスン電子・LGエレクトロニクス)は部品供給を中断したが、これは結果的にイラン協力会社を制裁したもの」としながら「厳しい時期にイランの消費者を置きざりにして離れた企業」と批判した。