韓経:「緊急事態宣言のマンネリ化」に陥った東京…居酒屋も明け方まで堂々と営業
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.15 08:25
新型コロナの拡大で東京に4度目の緊急事態が下された翌日である13日午前8時30分、新橋駅広場は出勤ラッシュで込み合った。列をなして職場へ向かう会社員の姿から新型コロナの拡大防止に向けた緊急事態が発令中という雰囲気は見当たらなかった。ある男性会社員は「同僚どうしで『緊急事態宣言のマンネリ化』という表現を使うほど緊急事態に慣れすぎた」と話した。
東京の緊急事態は来月22日までだ。この日を基準に東京都民は今年の86%を緊急事態と準緊急事態である「まん延防止等重点措置」の状況で送ることになった。特別措置が下されない平時は24日に過ぎない。NTTドコモの携帯電話位置情報分析によると、緊急事態初日である12日、東京駅・新宿駅・渋谷駅・新橋駅・銀座駅など主な都心の人波は2週間前に比べて2%減少にとどまった。1度目と2度目の緊急事態にはこの地域の人波はそれぞれ29%、20%減少した。