韓経:ウォン安進む…一時1ドル=1150ウォン超える
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.15 08:01
ウォン相場が14日の取引時間中に1ドル=1150ウォンを超えるウォン安となった。新型コロナウイルス流行が第4波の段階に入った上に米国発のインフレの懸念に襲われ、ドルをはじめとする安全資産選好が進んだ結果だ。
この日ソウル外国為替市場で為替相場は前取引日より3.10ウォンのウォン安ドル高となる1ドル=1148.50ウォンで取引を終えた。前日より5.30ウォン安の1150.70ウォンで取引を開始した為替相場は1151.70ウォンまでウォン安が進み、一時は年初来安値を超えたりもした。だが午後に入るとウォン高に転じ、1140ウォン水準で取引を終えた。
為替相場は7月に入りこの日まで22.40ウォンのウォン安となった。第4波が本格化しウォンの価値が揺らいだ結果だ。この日午前0時基準で新型コロナウイルス新規感染者が1615人で過去最多記録を塗り替えたことで外国為替市場の動揺はさらに大きくなった。