韓経:「1ドル=1100ウォンも崩壊か」…韓国輸出企業、為替相場の恐怖まで
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.09 08:04
企業は10-12月期に入りウォン高が続き、「輸出物流大乱」に続き二重苦を体験している。果敢な景気浮揚策を公約した米民主党のバイデン大統領候補が勝利してウォン高ドル安が進むだろうという観測が出ている。企業は1ドル=1100ウォン水準以下にドル安が進む場合には非常シナリオを稼動する計画だ。
6日のソウル外国為替市場でドル相場は前日より7.80ウォンのウォン高ドル安となる1ドル=1120.40ウォンで取引を終えた。終値基準で年初来安値を更新し、昨年2月27日の1119.10ウォンから約1年9カ月ぶりのドル安水準だ。市場ではバイデン候補が勝利して1ドル=1100ウォン以下までドル安が進むこともあるとの観測が出ている。ウォン高は輸出企業の業績をむしばむ。価格競争力が落ち収益性が悪化するためだ。現代経済研究院はウォン高が1%進めば総輸出は0.51%減少すると分析した。