中国大使との面談前に「中国の残忍さに対抗」…行き過ぎた韓国最大野党代表の発言
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.13 08:11
12日、駐韓中国大使に会う直前に公開されたインタビューで、韓国最大野党・国民の力の李俊錫(イ・ジュンソク)代表が「中国の残忍さに対抗する」と述べ、論議を呼んだ。政界と外交専門家の間で「外交的に慎重でない発言」という指摘が出ている。
李代表はこの日午前に報道されたブルームバーグ通信のインタビューで、「ミレニアル世代は香港で見られたような中国の残忍さに対抗する」という発言をした。ブルームバーグはこの日午前、ホームページに「中国の残忍さに対抗する韓国の最年少政治指導者」と題したインタビュー記事を掲載した。インタビューは9日に国会党代表室で行われたという。
李代表はインタビューで香港民主化運動に言及し、「我々は民主主義の敵に対抗して戦う」と主張した。「確実に言えるのは文在寅(ムン・ジェイン)政権は中国に傾いているということ」とし、特に「韓国国民はこれを喜んでいない(not happy about it)」と話した。また「我々は民主主義の特権下で生まれた世代であり、他国の国民がその特権を奪われるのを見ると残念に思う」と語った。