韓国最大野党代表も李在明知事を攻撃「親日論議を通した浅はかな分裂政治」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.05 12:13
李在明(イ・ジェミョン)京畿(キョンギ)知事の「親日勢力が米国占領軍と合作して支配体制をそのまま維持した」という発言をめぐり、国民の力の李俊錫(イ・ジュンソク)代表は「国民分裂で利益を得ようとする時代遅れの発想」と批判した。
李俊錫代表は5日、党最高位会議で「大韓民国の政府樹立に対して親日勢力との合作だと決めつけたのは非常に不適切だ」として「親日論議を起こして大韓民国の政府樹立自体を貶めようとする試みは国民分裂で政治的利益を得ようとする非常に浅はかな策略」と指摘した。
李代表は「李知事は2017年大統領選出馬の時、李承晩(イ・スンマン)・朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領の墓地は参拝することができないとし、分裂の政治を本人のアイデンティティとした」として「今回は二人の前職大統領の墓地を参拝しないために最初からすべての大統領の墓地を参拝しないあきれる判断をした」と批判した。李知事は2017年1月、民主党大統領選挙候補として登録した後、ソウル国立顕忠院(ヒョンチュンウォン)を訪れて金泳三(キム・ヨンサム)・金大中(キム・デジュン)元大統領の墓地に参拝したが、李承晩・朴正煕元大統領の墓地には参拝しなかった。