韓国江南を揺さぶったコロナパニック、保健所の検査用綿棒が底つく
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.08 08:11
韓国ソウル江南(カンナム)地域の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)集団感染(クラスター)で、7日は検査を受けようとする市民が突然殺到して各地で混乱が起きた。一部の選別診療所や保健所では検体採取キット(綿棒)が底をついたため検査を早期に締め切ったが、市民の抗議で夕方遅くに再開するところもあった。
この日の「検査大乱」は現代百貨店貿易センター店発の集団感染によって触発された。中央災難(災害)安全対策本部は関連の感染者が49人に増えると、6日に「6月26~7月6日に貿易センター店に訪問した人は最寄りの選別診療所で検査を受けてほしい」という内容の災難ショートメッセージサービス(SMS)を発信した。7日にも関連確診者20人が追加で発生し、午後6時基準の累積感染者は69人まで増えた。