「『コロナうまく統制されている』韓国政府の誤った判断が第4波呼んだ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.07 11:04
韓国で新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)新規感染者が1212人報告された。歴代最多の患者が発生した1240人(昨年12月25日)に迫る勢いだ。
中央防疫対策本部によると、7日午前0時基準で新型コロナ新規感染者は1212人増え、累積患者は16万2753人になった。診断検査は8万6335件実施された。全国臨時選別検査件数を含めた数値だ。感染率は1.4%だ。
新規患者のうち国内発生事例は1168人で、44人は海外流入事例だ。新規患者は依然と首都圏が中心となっている。ソウル(577人)・仁川(インチョン)(56人)・京畿(キョンギ)(357人)で国内発生事例の84.8%を占めている。前日(6日)、ソウルの現代百貨店貿易センター店では新型コロナ発生が確認された翌日に33人が追加感染したことが分かり、合計47人になった。4日に食品館のスタッフ2人に初めて感染が確認された後、同僚や知人を中心に感染が広がった。仁川では小学校の集団感染(クラスター)が起きた。5日、6年生のAくん(12)ら2人に新型コロナ感染が確認された後、翌日児童20人と6年生の担任教師1人など21人が陽性判定を受けた。続いて6日午後に感染者が出てきた6年生2クラスで読書討論を行った外部講師1人と児童2人が追加で感染した。検査の結果次第では患者はさらに増える可能性がある。