東京オリンピック（五輪）の開・閉会式について、どちらも無観客で開催する可能性が高まっている。

日本メディアは７日、東京五輪組織委員会関係者の発言を引用して「日本国内の新型コロナウイルス感染症（新型肺炎）拡大が深刻化していることを受け、観客の規模などを縮小している。開・閉会式や競技時間が午後９時以降にかかる式典や競技を無観客とする方向で調整している」と伝えた。

これに伴い、すでに販売されたチケットは無効にして再び抽選することになる。組織委は当初、野球やサッカーなど人気スポーツの場合、最大１万人以上の観客収容を模索していたが、競技場の定員５０％以内で最大５０００人の観客を受け入れる予定だ。８日に開かれる５者会談で観客収容に対する部分が最終的に決まる予定だ。

新型コロナのパンデミック（世界的大流行）で１年延期になった東京五輪は、今月２３日開幕して来月８日に閉幕する。韓国選手団は２９種目で２３２人の選手が東京行きを確定した。アーチェリー、テコンドー、野球、ゴルフ、フェンシング、柔道などで金メダル７個、総合成績１０位を目標に掲げている。