過去の政権に比べて文在寅(ムン・ジェイン)政権では主要職に女性の抜てきが増えたためか、国政の成敗を分ける主要な場面に登場する女性も多い。マンション価格を暴騰させて税収増大に大きく寄与した金賢美(キム・ヒョンミ)前国土交通部長官、尹錫悦(ユン・ソクヨル)前検察総長を執拗に攻撃して野党の有力大統領候補に浮上させた秋美愛(チュ・ミエ)前法務部長官、外交・安保懸案が発生するたびに「外交部パッシング」で外交官の業務負担を減らした康京和(カン・ギョンファ)前外交部長官らがそのようなケースだ。この女性長官らは候補指名の時から「本当に適任者なのか」という批判が多く、任期中はずっと業務上の批判が絶えなかったが、文大統領の強力な援護射撃を受けたという共通点がある。
最近、ここに一人の女性が追加される雰囲気だが、それが金外淑(キム・ウェスク)青瓦台人事首席秘書官だ。金氏は文大統領との付き合いが30年にもなる最側近だ。金氏は1992年に司法研修院を終えた後、労働弁護士になりたいという思いから法務法人釜山の文在寅弁護士を突然訪ねたという。文大統領の立場でもソウル大法大出身のエリート弁護士が自分をロールモデルと見なして釜山(プサン)まで訪ねてきたことに好感を抱いたに違いない。