韓経:「賃金年1000万ウォン引き上げ」破格提案を拒否した現代車労働組合
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.01 10:10
現代自動車の労働組合が3年ぶりにストライキをする見込みだ。現代車は今年の団体交渉で基本給の月5万ウォン引き上げなど1000万ウォン水準の賃上げ案を30日に提示したが、労働組合はこれを直ちに拒否した。労働組合は交渉決裂を宣言し、ストの準備を始めた。
業界によると、現代車はこの日、蔚山(ウルサン)工場で行われた交渉で基本給月5万ウォン引き上げ、成果給100%+300万ウォン、激励金200万ウォンなどの賃金引き上げ案を労働組合に提示した。総額基準で1人あたり平均1114万ウォン(約110万円)にのぼる。
現代車の賃上げ案は異例だ。基本給引き上げ規模は2017年(5万8000ウォン)以来最も大きい。現代車は2014年(9万8000ウォン)以降、基本給引き上げ幅を減らし、昨年は新型コロナの影響で据え置いた。