韓経:「販売1位」のグレンジャーまでブレーキかかる…現代自動車に「思わぬ災難」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.06 08:25
現代(ヒョンデ)自動車が車載用半導体の供給不足により蔚山(ウルサン)第1工場に続き牙山(アサン)工場まで一時休業することを検討している。牙山工場は国内販売1位のセダン「グレンジャー」などを生産しており、工場稼動中断により車両の一部引き渡しへの支障が懸念される。
5日の業界によると、現代自動車牙山工場は労働組合に7~9日に休業し、12~15日には半分だけ稼動する案を伝えた。車載用半導体不足のためだ。車両電装システム全般を制御するパワーコントロールユニットの需給に問題が生じたと伝えられた。この部品はオランダのNXP、日本のルネサス、米国のテキサス・インスツルメンツとエヌビディアなどが主に生産している。