米国、デルタ株が2週間で2倍増加…世界の「デルタパンデミック」危機(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.24 07:24
新型コロナワクチンとともに日常回復を準備していた全世界がもう一度山場を迎えている。感染力の強い「デルタ株」変異ウイルス(インド型)が急速に拡大し、英国・米国・イスラエルなどワクチン接種率が高い国々にまで脅かしているからだ。さらに、インド保健当局がデルタ株よりさらに強い新しい変異株「デルタプラス」を発見したと明らかにして世界には赤信号が灯っている。ワクチン接種に速度を上げなければ、今年秋以降「デルタパンデミック」が襲う恐れがあるという警告が相次ぐ。
韓国では4月初めての感染者が確認された後、現在まで計190人のデルタ株感染者が発生した。デルタ株の韓国内検出率は新規感染者に比べ1.9%で、他の国に比べて低い状態だが、今年秋ごろには韓国でもデルタ株が優勢株になる可能性があるという懸念の声も上がる。