「成人の80%接種」英国、一日感染者1万人…変異ウイルス「デルタ株」の拡大で赤信号
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.21 07:22
社会的距離の確保(ソーシャルディスタンス)の改編案と野外でのマスクなしなどワクチン接種による恩恵が翌月から施行される予定である中、ワクチン接種の先頭国と呼ばれる英国で変異ウイルス「デルタ株」(インド型)の拡大で懸念の声が高まっている。
英国オックスフォード大学の統計サイト「アワー・ワールド・イン・データ」によると、18日(現地時間)英国で1万287人が新型コロナの陽性判定を受けた。
新規感染者の規模が4カ月前の水準に戻った。成人人口の80%程度が少なくとも1回のワクチンを打ち、2回目の接種まで終えた人々が60%に達するにもかかわらず、感染者が続出するのは感染力がアルファ㈱(英国型)より60%強いデルタ株が拡大した影響が大きいためだと外信は分析する。ガーディアン紙によると、最近、英国新規感染者の99%はデルタ株による感染者だ。ガーディアン紙は「2次流行を触発した昨年秋とは全く違う」として「若年層の感染が桁外れに増加している」と伝えた。