研究開発2位の韓国、死蔵特許ばかり吐き出す(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.21 08:49
研究開発競争力のまた別の軸である大学も同じだ。韓国研究財団によると韓国の大学の技術移転総収入は2018年基準870億ウォンだった。昨年韓国の大学のうち最も多くの技術移転料収入を上げたKAISTがようやく100億ウォンを超えた。韓国の大学を全部足しても米プリンストン大学(2016年基準1600億ウォン)1校に満たない。
現場では「需要者中心の支援が必要だ」と訴える。中央日報は最近科学技術雇用振興院と政府研究開発課題を受けた公共技術基盤の創業企業103社を対象にアンケート調査を実施した。研究開発支援制度の問題点を挙げてほしいという質問に67.0%の企業は「需要者中心の研究開発支援体系が不足している」と答えた。次いで「中長期戦略がない単発性支援」が59.2%、「非効率な行政手続き」が57.3%など、問題が挙げられた。忠清(チュンチョン)圏のH社関係者は「行政文書要求が増えている。本来の研究より書類作業をする時間が増えていることが問題」と訴えた。