韓国軍将兵に接種したワクチン、実は「食塩水」だった…「だれに打ったかわからない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.15 07:34
国軍大邱(テグ)病院で10日に行われた30歳未満の将兵に対するファイザー製ワクチンの団体接種過程で、接種担当者のミスにより6人にワクチン原液がほとんど含まれていない食塩水を打っていたことが確認され議論が起きている。
第201迅速対応旅団に服務しているというある将兵は14日、フェイスブックページ「陸軍訓練所の代わりにお伝えします」に、「10日に国軍大邱病院で団体接種をしたが一部が食塩水だけ入った注射を打った。病院から再接種の通知がきたが、だれが食塩水だけ入ったワクチンを打ったのかわからないので全員再接種しろというあきれた状況が起きた」と明らかにした。
この将兵は「当日21人の将兵が接種を完了したが、15人は正常にワクチンを接種し、6人は食塩水注射を打ったが、現在病院で正常なワクチン接種者と食塩水接種者を区分できない状態」と説明した。