全世界の神父を監督する権限…韓国人初の教皇庁長官誕生(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.14 09:44
2014年8月にはフランシスコ教皇が韓国を訪問した。大田教区で開かれた「ワールドユースデー」に参加するためだった。教皇の訪韓を控えてバチカンではヨハネ23世とヨハネ・パウロ2世教皇の列聖式が開かれた。全世界で1000人以上の枢機卿と司教がローマを訪れた。その忙しい時期に、兪大司教はフランシスコ教皇を40分間単独面談した。兪大司教は「教皇庁で教皇に報告したところ、『メテレインプログラマ』とおっしゃったという。日程に隙間を作って入れろとの意味だ」と説明した。韓国訪問を控えたフランシスコ教皇の格別の配慮でもあった。
教皇との単独面談後に、兪大司教は韓服姿で聖母子像をプレゼントした。フランシスコ教皇は「あ、マドンナコリアナ!」と応じた。兪大司教は自身が「大田から来た」と話し、フランシスコ教皇「ダエジョン」と発音した。兪大司教は何度も教皇の「ダエジョン」の発音を直したという。