海中の機雷をヘリコプターで爆破…韓国海軍の新武器公開
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.10 09:27
「韓国戦争(朝鮮戦争)勃発後、戦闘力が早期に落ちると北朝鮮の海軍は1950年8月から元山(ウォンサン)・興南(フンナム)・鎮南浦(チンナムポ)など重要港に機雷を敷設した。これに対抗して国連海軍は機雷掃海戦を実施した。しかし機雷によって多くの被害を受ける難しい作戦だった」。(『6・25戦争初期北朝鮮海軍と国連海軍の機雷戦』、パク・ヒソン陸軍軍事研究所責任研究員、2020年)
戦争になれば「海の地雷」と呼ばれる機雷(Naval Mine)を敷設して海岸線を防御しようとする側と、これを除去して上陸作戦を展開しようとする攻防が生じる。韓国戦争では勃発(6月25日)後11月まで10隻の国連艦艇が北朝鮮の機雷によって沈没または破損したという。砲撃で被害を受けた国連艦艇(5隻)より多い。このうち3隻は機雷を除去する掃海(Sweeping)作戦中に破損したと記録されている。こうした危険性のため掃海作戦を航空機やヘリコプターで遂行しようという国家間の技術競争が加速している。