韓国、昨年1人当たり国民総所得3万1881ドル…2年連続で後退
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.09 10:17
昨年韓国の1人当たり国民総所得(GNI)が3万1000ドル(約339万円)水準に後退した。2年連続の減少だ。新型コロナウイルス感染症とウォン安の影響だ。
韓国銀行が9日発表した「2020年国民経済計算(暫定)」によると、昨年1人当たりGNIは3万1881ドルとなり、前年(3万2204ドル)より減少した。韓国ウォンの基準で1人当たりGNIは3762万ウォンで前年(3753.9万ウォン)より0.2%増えた。1人当たりGNIは名目GNIを総人口数で分けた後、為替を反映して算出する指標で、国民の平均生活水準を見せる統計だ。