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「キムチは朝鮮の食べ物」日本総督府も言及…ロシアの入手映像を初公開

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.07 06:56
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韓国伝統料理であるキムチをめぐって韓国・日本・中国間の「起源論争」が続いている中、日帝時代の日本も「キムチは朝鮮の食べ物」と認識していた事実が明らかになった。

6日、JTBC『ニュースルーム』は朝鮮総督府が1940年代に制作したドキュメンタリー形式の短編文化映画『オンドル』を初めて公開した。日本に知らせるような朝鮮の文化を紹介するために作ったものだが、オンドル編にキムチに対する言及が登場する。

 


韓国映像資料院が2019年5月、ロシアの州立フィルムアーカイブ「ゴスフィルムフォンド」から発掘したものだ。計448個のフィルムを入手したが、416番目のフィルムから『オンドル』編が発見された。この『オンドル』編には、家にオンドルを設置することをはじめ、地神祭、ゴムとび、ジェギチャギ(羽根蹴り)、ペンイチギ(こま回し)、凧揚げなど朝鮮の様々な生活像が含まれている。

総督府はオンドルを紹介し「オンドルの幅は1間、2間で数える。1間は約1坪」という。また、伝統遊びであるジェギを紹介する時は「場所を問わない運動で勧めたい」と紹介する。キムチに対する内容は、台所文化の中で「包丁」を紹介しながら登場する。

総督府は包丁を紹介して「キムチ、すなわち『朝鮮の食べ物』を切っている刃物はその言葉も威厳のある『シッカル』と呼ぶ」とキムチを朝鮮の食べ物として言及する。その後にはご飯にさくさく切ったキムチをのせた「キムチ丼」の姿を見せる。

映像資料院はこのフィルムが第2次世界大戦当時、ソ連軍が日本政府から奪ったものと推定している。映像資料院関係者は「(日本が)韓国の歴史や文化を歪曲したり、変調しようとしたりする傾向が見えるため、このような映像を私たちが必ず発掘して収集することが重要だ」と評価した。

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