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2年間で携帯電話着信0件…命と対等交換をした漫画『ベルセルク』(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.03 14:08
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◆「漫画家にも睡眠は重要だ」

一人で家に閉じこもってチョコレートとカロリーメイトで食事を間に合わせる日常で体は徐々に蝕まれていった。2010年に入ってからは健康上の理由で数回「休載-再連載」を繰り返していた。三浦氏の死をきっかけに、日本のツイッターの間では「漫画家の短命」に関連した話が出回ったことがある。

 
手塚治(『鉄腕アトム』『ブッダ』)や石ノ森章太郎(『仮面ライダー』『秘密戦隊ゴレンジャー』)など、日本の伝説的な漫画家はほぼ60歳前後の年齢で突然亡くなっている。彼らは漫画を描くために何日も徹夜することがよくあったという。

反面、彼らと同年輩だった水木しげる(『ゲゲゲの鬼太郎』)は「どんなに忙しくても10時間は寝ている」と言いながら漫画家仲間に睡眠をすすめていた。水木しげるは2015年、93歳で他界した。健康のためには睡眠がそれだけ重要だということだ。

◆「楽しいからずっと描く」

三浦氏は「職人精神の極み」ともいえる傑作を残した芸術家だが、ひとりの人間としては残念ではないかと考えたりもする。そんなとき、三浦氏が2019年漫画サイト『コミックナタリー』とのインタビューを読む機会があった。

--1989年から「ベルセルク」を描いていて飽きることはありませんか?

「飽きることはないんですよ。毎回毎回、新しいものを描いている気分でやっているので。(後略)」

--つらいこともないですか?

「マンガを描くのは実際、全部楽しい。マンガを描いていてつらいこと、苦しいことってほぼないですね。めんどくさいことはあるけど、そのめんどくさいことも楽しかったりするんです。じゃなきゃこんなに長くやってません(笑)。楽しいことばっかりだから1日中マンガのことばかりで、人らしい生活をいい加減にしちゃってるところがあります……あ、そういえば時間が欲しい。時間がない、寿命が来る、体力が落ちてきたというのは苦しみかな……」

好きなことに自分が持つ全ての力を注ぎ込んで数多くの読者を感動させる世界を作り出した人生だった。『ベルセルク』の主人公ガッツが使徒から逃げたいという少女にかけるこの名セリフが、漫画家と漫画の「真剣勝負」を思わせる。

「逃げ出した先に楽園なんてありゃしねえのさ」。

2年間で携帯電話着信0件…命と対等交換をした漫画『ベルセルク』(1)

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