漫画大国日本で韓国のウェブコミックが大ヒット…その秘訣とは?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.26 13:02
だれもが舌打ちをした。漫画大国日本で韓国のウェブコミックで金を稼ぐって? 「望みはない」という反応が大多数だった。懐疑的な見通しにもカカオページは2016年4月にウェブコミックプラットフォーム「ピッコマ」を日本市場に出した。
それから4年。ピッコマは累積2000万人がダウンロードした日本を代表するストーリープラットフォームに成長した。『俺だけレベルアップな件』『月光彫刻師』などカカオページのオリジナルIP(知的財産)数は全作品のうち1~2%だが、ピッコマ取引額の30%を占めるほどだ。『俺だけレベルアップな件』1作品だけでこれまで内外で190億ウォン以上を稼いだ。こうした成果に力づけられて今月1日には内外統合IP基準で1日取引額が初めて20億ウォンを超えたりもした。
カカオページはどのように世界1位の漫画市場の日本で生き残ることができたのだろうか。11日に京畿道(キョンギド)の板橋(パンギョ)テクノバレーにある本社で会った同社のイ・ジンス代表は、「超競争市場である韓国で検証された『IPパイプライン』が日本でも通じた」と話した。NHNマーケティングセンター長を務めたイ代表は2010年にカカオページの前身であるポドツリーを創業した。2015年に会社をカカオに売却した後、2018年8月からカカオページ代表理事として働いている。