スタジオジブリが宮崎吾朗監督の新作『アーヤと魔女』でフル3DCGに初挑戦
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.03 10:17
「おそらくこの映画が完成するまでは、3DCG(コンピュータグラフィック)アニメに対してスタジオジブリの皆さんもそこまでピンときていなかったと思います。2Dアニメだけをやってきたので、どのような形で完成するのか感覚がつかめなかったからです。でも完成後多くの人たちが呼応し、宮崎駿監督も面白いと評価してくれました」
10日に韓国で公開されるアニメ映画『アーヤと魔女』で、スタジオジブリ初のフル(Full)3DCGアニメに挑戦した宮崎吾朗監督(54)の言葉だ。宮崎吾朗監督の父親であり『千と千尋の神隠し』『となりのトトロ』『もののけ姫』などを世に送り出してきた世界的巨匠の宮崎駿監督特有の想像力と手書きタッチの2Dで日本アニメを牽引してきたジブリとしては大きなチャレンジだ。ジブリが『思い出のマーニー』以降、6年ぶりに公開した新作でもある。