セクハラ被害を通報した韓国女性空軍副士官が自ら命を絶った事件で波紋広がる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.02 07:00
軍服務中に関係からセクハラの被害を受けた女性副士官が自ら命を絶った事件に対して、国防部が合同捜査チームを設けて捜査に着手した。1日、徐旭(ソ・ウク)国防部長官は事案の厳重性を考慮して性暴行事件だけでなく、その事件に関連した上官の合意勧告、懐柔、事件隠蔽など追加的な2次被害に対しても軍検察・警察合同捜査TF(タスクフォース)を構成して迅速かつ徹底的な調査を行うように指示したとプ・スンチャン国防部報道官が伝えた。TFは国防部検察団の支援を受けて2次加害など事案全般を捜査する予定だ。チーム長は空軍法務室長が引き受ける。
国防部は、国防部長官の軍検察事務指揮・監督を定めた軍事裁判所法に則って事件の捜査主体を空軍から国防部監察団に移管した。初動捜査の過程で不十分な部分があったのか、2次加害があったのかなどを含んで事件の全過程で指揮管理監督および指揮措置上に問題点がなかったのかを綿密に調べ、、捜査全般に対する透明性と公正性を高めるためのものというのが国防部側の説明だ。