「衣料品店職員暴行」駐韓ベルギー大使夫人、免責特権を放棄
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.29 13:47
衣料品店の職員に暴行を加えたピーター・レスクイエ駐韓ベルギー大使の夫人が外交官免責特権を放棄した。この事件の余波でレスクイエ大使も夏に離任することになった。
駐韓ベルギー大使館は28日、フェイスブックホームページに声明を載せ、「ベルギー外務省が韓国の警察の要請によりレスクイエ大使夫人A氏の免責特権を放棄した」とし「ベルギーは必要に応じて当然、韓国当局と持続的に協力する」と明らかにした。続いて「ピーター・レスクイエ大使は過去3年間、駐韓ベルギー大使として献身した。しかし現在の状況のため大使の役割を円満に遂行するのが難しくなった」とし「現在A氏が直接謝罪をし、警察の取り調べに応じる点を考慮し、ウィルメス外相はこの夏にレスクイエ大使の任期を終了するのが両国間の関係に最も有益だと判断した」と説明した。
ベルギー大使館は「ベルギー外務省は大使夫人が衣料品店での自身の許されない行動について該当職員に個人的に会って直接謝罪したことを確認した」とし「本人の健康状態が好転すれば警察署に出頭し、誠実に警察の取り調べに応じることを確認した」と伝えた。