眠りから覚める韓国製造業…電力販売5カ月連続増加で産業団地稼働率82%
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.20 15:04
韓国の製造業の現場が、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の深い眠りから目覚め、伸びをしている。
19日、韓国電力の電力統計月報によると、最新の統計である3月の電力販売量は4万3074GWh(ギガワット時)で、前年同期比で0.5%増加した。電力販売量は景気の流れを測るバロメーターとなる。昨年、新型コロナの影響で減少し続けていた電力販売量は、昨年11月に0.1%増に反発した後、5カ月連続で上昇の流れが続いている。輸出の好調と景気回復で勢いづき、主な産業の生産活動が活発になって産業用電力の使用が増えたためとみられる。実際、3月基準で半導体(9.5%)、石油化学(6.0%)、自動車(4.7%)など主要業種で電力販売量が一斉に増加した。