輸入申告された中国産キムチ２８９製品のうち１５製品から食中毒菌が検出された。中国産塩漬けハクサイ漬け４製品のうち半分は韓国で認められていない保存料を使っていたことがわかった。

食品医薬品安全処は１８日、３月１２日から今月７日まで輸入食品通関と流通段階検査を実施した結果、ハクサイキムチと塩漬けハクサイ、キムチ原材料でこうした非適合事例を摘発したと明らかにした。

食品医薬品安全処によると、中国産キムチ２８９製品のうち１５製品から食中毒菌であるエルシニア・エンテロコリチカが検出された。この菌に感染すると下痢や腹痛などの症状が現れる。

また、中国産の塩漬けハクサイ４製品のうち１業者の２製品からは保存料であるデヒドロ酢酸が検出された。この保存料は韓国で漬物食品に使うことはできない。

食品医薬品安全処はまた、キムチ原材料１２０製品を回収して検査した結果、冷凍ニンニク１件で細菌数の基準を超過した点を確認した。

今回摘発された食品に対する詳しい情報は輸入食品情報サイト（ｉｍｐｆｏｏｄ．ｍｆｄｓ．ｇｏ．ｋｒ）で確認できる。