モデルナの韓国委託生産の可能性高まる…サムスン、肯定も否定もせず(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.14 07:16
◆文大統領の電話会談のときに出てきた委託生産構想
モデルナの委託生産には政府が介入している。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は昨年12月末、同社のステファン・バンセル最高経営責任者(CEO)と電話会談を行った。バンセル氏は「(モデルナは)ワクチンを開発しているにもかかわらず、生産力量が不足している」とし「委託生産時、大規模な生産能力の構築が可能になるだろう」と話し、初めて韓国委託生産の可能性に言及した。汎政府ワクチン導入TF(タスクフォース)のペク・ヨンハ・ワクチン導入総括チーム長は先月14日、「国内で8月に海外承認ワクチンを大量生産する」と話した。青瓦台(チョンワデ、大統領府)の李昊昇(イ・ホスン)政策室長は12日、あるラジオ番組に出演して「(21日の)韓米首脳会談の主要議題の一つが韓米間のワクチンパートナーシップ」としながら「米国の源泉技術と原副資材、韓国の生産能力を結合すれば韓国がワクチン生産『グローバルハブ』になることができる」と話した。