韓国、生産・消費・輸出は伸び、雇用は依然として冬眠中
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.06 09:46
韓国経済が輸出好調で今年は巡航しているが、雇用状況は依然として真冬だ。新型コロナウイルス集団免疫獲得後に経済が回復しても「雇用なき成長」が続くだろうという懸念が大きくなっている。
企画財政部と統計庁などが5日に明らかにしたところによると、1-3月期の全産業生産季節調整指数(2015年=100)は111.2を記録した。コロナ流行前を上回る数値で、2000年1-3月期からの統計集計以降で最も高い。製造業生産指数は最高値を記録し、消費動向を見せる小売り販売額指数は2四半期連続で上昇した。輸出も先月この10年間で最大となる41.1%増加するなど6カ月連続で増加傾向を見せた。1~4月の累積輸出規模は新型コロナウイルス流行前の水準を超え過去最大だ。指標上では景気が回復局面に入ったと解釈される。