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米国の人権叩きに怒った北朝鮮「最高尊厳の冒涜は全面対決の信号」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.02 13:19
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北朝鮮は2日、米国が北朝鮮の人権状況を批判したことに対し金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長に対する冒涜だとし、必ず後悔することになるだろうと警告した。

北朝鮮はこの日外務省報道官談話で、「米国が今回、われわれの最高の尊厳を冒涜したのは、われわれとの全面対決を準備しているという明確な信号であり、今後、われわれが米国の新政権をいかに相手してやるべきかに対する明白な答弁を与えたことになる」と明らかにした。

 
外務省報道官は「われわれにとって、人権はすなわち国権である」とした上で、「われわれは米国に、われわれに手出しすれば怪我をするということについて聞き分けられるほど警告した。米国は、われわれの警告を無視して軽挙妄動したことを必ず、必ず後悔するであろう」と警告した。引き続き「米国がわれわれの思想と体制を否認し、『人権』を内政干渉の道具に、体制転覆のための政治的武器に悪用して、『断固たる抑止』でわれわれを圧殺しようとする企図を公開的に表明した以上、われわれはやむを得ず、それ相応の措置を取らざるを得なくなった」と明らかにした。

この日の外務省報道官の談話は先月28日に米国務省のプライス報道官が北朝鮮の人権改善を促す「北朝鮮自由週間」行事と関連し北朝鮮の人権状況を批判したのを受けたものだ。

プライス報道官は当時声明を通じ「われわれは世界で最も抑圧的で全体主義的国家のひとつから尊厳性と人権を侵害される数百万人の北朝鮮住民たちとともにする。米国は継続して北朝鮮のひどい人権状況に対する認識を高め、人権蹂躪と侵害を調査し北朝鮮住民たちの独立的な情報に対するアクセスを支援し、金正恩政権に対する責任追及を促進するため国連および同じ考えを持つ同盟と協力するだろう」と明らかにした。

北朝鮮外務省報道官はこれに対し「大流行伝染病(パンデミック)から人民の生命の安全を守るためのわれわれの国家的な防疫措置を『人権蹂躙』と罵倒したあげく、最高の尊厳までけなす重大な政治的挑発をした」と反発した。

続けて「朝鮮民主主義人民共和国外務省は、米国の今回の挑発をわが国家のイメージに泥を塗ろうとする対朝鮮敵視政策の集中的な表現、われわれの国家主権に対する公然たる侵害としてらく印を押し、しゅん烈に糾弾する」と明らかにした。また「われわれはすでに、生命よりも貴重で、最も神聖なわれわれの最高の尊厳をけなす行為に対しては、それが誰であれ、大小を問わず最も強力に対応するということを明白にした」と警告した。

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