故李健熙サムスン会長のコレクションには国宝・宝物60点…李仲燮・モネの代表作も(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.29 12:03
国立現代美術館のユン・ボムモ館長は「歴史に比べて所蔵品が少ない国家美術館の立場で美術史的に重要な作品の寄贈を受けて感激だ」とし「芸術的に国の品格を高めることであり、遺族たちが大きな決心で国民に大きな贈り物を与えた」と話した。また、「このような水準のコレクションが国の美術館に入ることをを私の人生で2度と見ることができないだろう」とし、「その見返りで国立現代美術館は保存と研究、展示の責務にすべての力を注ぐだろう」と説明した。国立現代美術館は69年開館以来、今回の寄贈品を含んで計1万200点の作品を所有することになった。この中で5400点余りが寄贈品だが、今回の1400点余りは過去最大規模だ。
ガーナアート・ソウルオークションのイ・ホジェ会長は「李健熙会長の美術品の購入に対する関心と情熱、大きな功労も記録されるべきだ」とし、「後ほどお金になるかというのは悩みの対象ではなかったし、人々が後でそれを見る価値があるかを念頭に置いた」とした。さらに、「作品購入に関する会議は4~8時間にわたって行われ、いつも緻密な勉強で会議を緊張させた方」と振り返った。