文大統領「ワクチン買い占め」批判に…米国務省「優先順位はパンデミック終息」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.29 07:37
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が「ワクチン開発国の自国優先主義」と「強大国のワクチン買い占め」を取り上げて米国を迂回的に批判したことについて、米国務省は27日(現地時間)、即答を避けたまま米国の原則は「パンデミック終息」という立場を出した。
国務省はこの日、文大統領の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチン関連の言及に対する米国政府の立場を聞く中央日報の質問に「非公開の外交対話については論評しない」としつつも「バイデン、ハリス政府の最高優先順位は命を救いパンデミックを終わらせること」と答えた。米国がワクチンを多く保有するにしても海外に支援するにしても、これらはすべて新型コロナウイルスから人々の命を救い感染病の大流行を終息させるための行動だという趣旨ととらえることができる。