「ワクチンを2回打ったのになぜ」…「打ち抜き感染」米国で5800件
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.28 07:21
昨年、ファイザー-バイオンテックが開発したワクチンの2回目の接種を終えた米国ウェストバージニア州タンパ地域の小児科医師ロビン・ハウザーさんは2月新型肺炎に感染した。ワクチン接種を終えて7週間が過ぎた時点だった。
ハウザーさんはワシントンポスト(WP)とのインタビューで「最初は『どうしたのだろう』と思ったし、今は周りの人に『ワクチン接種を終えても油断するな』と助言している」と話した。
米国でワクチンを2回接種した後にも新型肺炎ウイルスに感染する事例が発生しているとWPが27日(現地時間)、報じた。ワクチンの予防効果が100%ではないため、ワクチン接種を終えても感染する、いわゆる「打ち抜き感染(breakthrough infection)」事例が接種者の増加とともに発生している。